ドローンというと、人里離れた山間部や島嶼部での荷物配送や、予め決められた通りに飛行するドローンショーなどが広がってきていますが、都心での実用的な活用についてはまだまだ多くの課題があります。

 そこで、三井不動産東大ラボでは、マンションやオフィスなどの高層建物内で荷物を届ける手段としてドローンを活用できないか、
数理モデルを使ったシミュレーションと実物大の建物での実証実験を行う「館内物流最適化WG」と、GPSの届かない環境下での自律飛行システムの開発をめざす「自律飛行制御WG」という２つの研究をすすめ、人とドローンの共存をめざします。