関係性資産WG

AIスタートアップにおける関係性資産の解明

研究リーダー
東京大学 未来ビジョン研究センター 教授:
渡部 俊也 /
三井不動産 ソリューションパートナー本部
産学連携推進部:丸山 裕貴

【 研究リーダー:渡部 俊也(東京大学 未来ビジョン研究センター 教授) / 丸山 裕貴(三井不動産 ソリューションパートナー本部 産学連携推進部) 】

本郷エリアでは現在、東京大学発のAIスタートアップが多く生まれ、本郷バレーとも呼ばれています。本研究では、AIスタートアップが成長するために必要な要素を解き明かし、本郷を起点にAI産業を発展させていくことを目的としています。

研究手法では、AIスタートアップの集積が進むカナダ トロントをはじめとした海外都市におけるスタートアップエコシステムの人的ネットワークを可視化し、分析していきます。この時着目するのが、コミュニティのつながりが生み出す価値「関係性資産」です。

スタートアップは、人的なネットワークの中から様々な経営資源を獲得して、成長していきます。本研究では、AIスタートアップが、どのような人的なネットワーク=「関係性資産」を構築することが成長に寄与するか、解き明かしていきます。

例えば、必ずしも、コミュニティの中で中心性の高い人だけが重要なのではなく、その周りに重要な役割を果たす人がいるのではないかと、という仮説のもと、どういう役割の人が、どのような関係性を構築していることが重要か、「スタートアップが真に形成すべき関係性資産」を解き明かしていきます。

▼三井不動産東大ラボ 関係性資産WG研究紹介~AIスタートアップにおける関係性資産の解明~