WG4:「afterコロナにおける大学を中心としたイノベーションエコシステムに関する研究」

【 研究リーダー:渡部 俊也(東京大学) 丸山 裕貴(三井不動産) 】

三井不動産と東京大学は、本郷地区におけるインキュベーション施設の機能のあり方について研究を続けてきた。

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)は、スタートアップベンチャーエコシステムにおけるインキュベーションの在り方を大きく変容させている。

具体的には、イノベーション・エコシステム関係者においても在宅勤務をはじめとするテレワークの推進等による労働環境に大きな変化が生じており、多くの東大発のスタートアップにおいてもテレワークが導入され、アカデミアと大企業等、関係者間のコミュニケーションも一部がオンラインに移行した。

その一方で 研究環境としてのウェットラボや、スタートアップにとって企業文化を醸成するための深い関係性の構築、ダイバーシティの確保、出会いの場等としてのオフィス、産学協創に関わるコラボレーションを生む場としてのコワーキングスペースやカンファレンスルーム等のリアル空間の持つ価値についての再確認がなされた。

三井不動産東大ラボでは、上記を踏まえ、特にデジタルトランスフォーメーションの進展と、再確認されたリアル空間との組み合わせの価値に着目し、アフターコロナにおけるスタートアップベンチャーエコシステムを支える施設の価値を最大化する施策を明らかにする。

具体的には、①事前調査、②専門家ヒアリング、③文献調査、WEB調査、④質問票調査等を経て、上記施策を明らかにする。